固める反射・原始反射とは
2025年08月20日 13:17
このブログにたどり着かれた方はきっと
「反射の統合」「原始反射」「固める反射」
といった言葉に興味がある…はず(ですよね?!)。
なので、最初に基本的なことを
ご説明しておきますね♪
固める反射・原始反射って??
反射とは、特定の刺激に対して起こる
身体の無意識の反応のこと。
そうしようと思っていないのに
勝手にそうなってしまうこと。
人間の身体にはさまざまな役割を持った反射が
たくさん備わっているんです。
その中でも、固める反射と原始反射は
人間の発達に大きな役割を果たしています。
赤ちゃんがお腹の中で無事に育ち、
生まれてから
おっぱいを吸ったり
寝返りを打ったり
ハイハイしたり
歩きだしたり
…ということが
できるようになっていくのは、
固める反射・原始反射によって
身を守るための動きや
身体を発達させるために必要な動きを
無意識のうちにやっているから。
反射って、実はすごい機能なんです!
反射の統合って??
反射には、死ぬまでずっと出続けるべきものと
特定の期間(胎児~乳幼児の間)だけ
出るべきものがあります。
固める反射・原始反射は後者。
つまり、出番が終わったら
出なくなるはずのもの。
固める反射・原始反射が出なくなることを
反射の「統合」と呼びます。
逆に、出番の時期を過ぎても
固める反射・原始反射が出ていることを
反射の「残存」と呼びます。
反射が残存するとどうなる?
固める反射と原始反射が
出番を過ぎても出ている状態だと
不安や恐怖を感じやすく、
ストレスの影響を大きく受けます。
また、身体の発達が不十分なので
思うように身体を使えないですし、
本人の意思とは関係なく
身体が反応してしまいます。
そのため、反射が残存していると
生きていく上でのさまざまな
困りごとが起きやすくなってきます…。
どんな困りごとがあるのかは
次の記事で詳しくご紹介していきますね!